IntelMac+Leopard+CS3でIllustrator強制終了の謎

MacProでIllustratorCS3の「合成フォント」を使っていて、
そのアウトラインをとると、
いきなりIllustratorが終了する場合がある・・。
そんなトラブルが、いくつか起きました。

それもなぜか、
同じ「合成フォント」を同じドキュメント上で使っていても、
アウトライン化したとたんに終了するものと、
なんでもないものがあるんです。

回避方法として採っている手段は2つ。
ひとつは、
複数の種類で構成されている「合成フォント」を、
ひとつひとつ元の書体に置き換えてからアウトライン化。
ま、手間かかりますね(^^;
もうひとつは、
IllustratorCS2形式で保存した後、IllustratorCS2で開いて
アウトライン化する。
文字間隔が微妙に変わる場合がありますが・・。

そうやって回避していましたが、
原因調査をお願いしていたフォントメーカーから回答が来ました。

以下の条件がすべて揃うと、IllustratorCS3が落ちるそうです。
1:CPUがIntelのMac
2:OSはLeopard(10.5.0~)
3:IllustratorはバージョンがCS3(CS4でも確認されているらしい)
4:合成フォント内に、垂直比率・水平比率を変えたもの(100%以外のもの)が含まれている
5:使用した合成フォントのサイズが、ある一定の範囲
(確か24ポイント~36ポイントの間、って言ってたような・・)
この5つの条件がすべて当てはまってると、
合成フォントをアウトライン化したとたんに、Illustratorは哀れ強制終了だそうです。

上は、ウチで使っている合成フォントのひとつ。
すべてモリサワフォントで、
漢字が新ゴ、カナがタイプラボ、それ以外がゴシックMBと、
3つのフォントの組み合わせです。
欧文や数字は、漢字やカナよりも天地が小さいので、
天地に115%伸ばして、組み合わせています。

マシンはMacPro+Leopard、IllustratorはCS3、そしてこの合成フォント。
なるほど、あとはこれを一定範囲のポイント数で使ってしまえば、
アウトライン化すると落ちるってわけだ。
まさかポイント数まで絡んでるとは。
それで同じ合成フォントでも、落ちる場合と落ちない場合があったんですね。

ちなみに、これはIllustratorのバグ。
IllustratorCS3のアップデートを待つしかないようです。
でもCS4がもう出てくるし、もしかしたらこのままかも・・。

Tiger・LeopardとillustratorCS2・Safari、MacProでの症状

仕事のマシンをG5から
MacProに換えてからというものの、
ここにもトラブルの記事ばかり書いていますが・・(^^;

最近、以前記事にしたとおり、Tigerを再インストールしました。
今回は「ターゲットディスクモード」でのデータの移行も行わず、
面倒ですがひとつずつコピーしたり
設定し直したりしました。
おかげで大部分のトラブルは解消されました。

「illustratorCS2でプリントが化ける」(ドロップシャドウが壊れる)という症状は、
再インストールとは関係なく、
プリンタ側のサーバのプログラム書き換えで直りました。

同じく
「illustratorCS2でプリント>プリンタ(旧ダイアログ)>各種設定を「プリセット」に保存
>プリントに戻ってそれを読み込もうとするとillustratorCS2が終了」
というトラブルも、Ethernetポートをそれまでの1から2に変えたら
無事にプリントが出せるようになりました。
ハードの「Ethernetポート1」が壊れているようです。

ただ、また新たなトラブルが(笑)

DVDドライブのスロットのふたが閉まらない・・。
これは再インストールとか無関係ですが、
最近閉まりが悪い。
手でちょいちょい、とつついてやると閉まります。
ま、どーでもいいです(笑)。

そしてこれが新たに発症した困ったトラブルなのですが、
Tiger+Safariからプリントできない。
FireFoxでも同じ症状です。
ショートカット「コマンドキー+Pキー」を押したとたん、
カラーホイールがぐるぐる。
しばらくするとSafari(またはFireFox)が終了。
そして写真のアラートが出ます。

ところが、別パーティションにインストールしたLeopardのSafariでは
なんともないんですよね・・。
なので今は、Safariからプリントするときだけ、
Leopardに再起動しています。

先の通り、私のMacProは
「Ethernetポート1」が壊れているのははっきりしているので、
修理(当然無償)ということになりました。
ロジックボード交換だそうです。
マシンがなくなると仕事が出来ないので、今は代替え機待ちです。

これでTiger+Safariの件も直るのか?
とりあえず原因がまったくわからないので、
修理が上がってきてから再検証してみます。

Adobeの新しいアプリケーション?

〈2007.2〉

IllustratorCS2使用中に突然
そのCS2にそっくりのアイコンがびよんびよん跳ね始めました。
むむ・・?
選択して見るとアイコンにこんな名前が。
「Adobe Clash Reporter」。
うげげ~!!やな名前。
その刹那、エラーのウインドウが。

aiCS2が「予期せずエラー」はこの1年で2~3回ありましたが、
この「Adobe Clash Reporter」というのは初めて。
自動アップデートしてますから、
気づかないうちにインストールされていたのかなぁ?

IllustratorCS2の、罠

〈2006.10.1〉

その通り、IllustratorCS2は
文字ボックスを作り、そこに打った文字をアウトラインにするときに
思わぬ落とし穴があったんですよねー。
この落とし穴が出現する条件は
●文字ボックスを複数連結して(テキストボックスのリンク)
●「段落」を「左揃え均等配置」(よく使いますよね)にしてある
この2つの条件が揃っていれば、落とし穴も掘られたようなもの。

さらに大穴になってしまうのは、上記プラス
●禁則処理を設定してある
●その禁則処理される文字の部分が次の文字ボックスに
またがってしまっている
4つの条件が揃えば、落とし穴が大きな口を開けて待っています。

わかりやすく写真を追っていきます。

1)文字ボックス(テキストエリア)を利用して打った文章です。

2)「すべてを選択」するとこの通り、2つの文字ボックスが
リンクしているのがよくわかります。

3)そして「すべてを選択」したまま、「アウトラインを作成」します。
気づきましたか?

4)指のところ、ひと文字分空いてしまいました~。
「すべてを選択」→「アウトラインを作成」すると、リンクが切れてしまうから
のようです。でも、Illustrator8ではならなかったなぁ・・。
禁則処理が設定されていると【」】が行頭にくるのを避けるため、
本来なら最後の行に入りきるはずの【ロ】の一文字も
【」】と共に次の文字ボックスに送られています。
そして、最後の行はその分文字間隔がちょっとずつ広げられ調整されています。
なので、リンクが切れると「禁則で【ロ】のひと文字分送られている」という
情報が無視されてしまうため、【ロ】のひと文字分が
空いてしまうんですねー。

5)これを避けるには、最初の文字ボックスから順番に選択し、

6)アウトラインを作成します。

7)何ともないですよねー。
で、今度は次の文字ボックスを選択しアウトライン。

8)こうやって順にやっていくしかないようです。

9)ちなみに、後ろの文字ボックスからアウトラインしていくと、
「すべて選択」の時と同じ結果になってしまいます。

※私はCS2でこんな症状になりましたが、
miniさんのブログによるとCSでも同じだそうです。

illustrator3世代仲良く同居させる。

〈2006.4.27〉

仕事の都合上、どうしてもG5には
illustrator8/10/CS2を同居させなければなりません。

以前G4MDDで同居させた時は、非常に仲が悪かった。
同時に起動させると、使っているうちに
同時起動しているうちのより旧いバージョンの方が
終了あるいはフリーズしてしまいますね。
短時間なら問題ないようですが。

あとは、フォントの問題。
どうも「OS9>フォント」フォルダからフォントを読み込んでいると、
調子悪いです。

例えば、欧文TrueTypeフォントの「Helvetica」を、
illustrator8(classic)でもillustratorCS2でも使いたい!となれば、普通
「OS9>フォント」フォルダに入れておけばどっちでも使えるようになりますが、
これがCS2でのトラブルの原因となる時があります。

そこで私がとっている手段。
「OS9>フォント」フォルダにも、「ライブラリ>フォント」フォルダにも、
同じ「Helvetica」を重複して入れてあります。
んで、CS2を(というか通常OSXを)使う時には、
「FontBook」を使って「classic」のフォントをすべてOFFにしてあります。
それでもillustrator8(classic)を立ち上げた時には、
ちゃんと「OS9>フォント」フォルダのフォントがすべて使えています。

今のところ、これが一番無難な回避法のようです。

illustratorCS2(12.0.1)の悪いとこ。

〈2006.4.27〉

仕事でG5+AdobeCS2に移行してかれこれひと月。
illustratorCS2では、
マイナートラブルがぽちぽちあります。

●「新規」で終了
illustratorCS2を起動後、新規書類を開くと、終了しちゃいます。
だいたい7割の確率ですね。
ですので、起動直後は何か適当な在データを開くようにしています。
1回開くと、その後は大丈夫なんですよねー。

それと、この症状はなぜか「CS2Standard」をインストールした2台
(PowerMacG5・iMacG5)では起こりません。
「CS2Premium」をインストールしたマシン
(PowerMacG5・PowerMacG4)でのみ起こります。

●パレットが消える
パレットの一部が、起動すると消えてることがあります。
これはすべてのマシンで起こります。

事前に自分用パレットレイアウトを「ワークスペース」で保存しておけば、
起動したときいくつかパレットが消えていても
この「ワークスペース」から自分用の設定を読み込ませ
イッパツで解決できます。

●環境設定の仮想記憶ディスクが元に戻る
これもすべてのマシンで起こります。
仮想ディスクを何度設定し直しても、
起動するたびに初期設定に戻っています。
お手上げです。

●ポイントにスナップできない
これはまた「CS2Premium」だけのトラブル。
「スマートガイド」を使えばちゃんと機能するのですが、
「ポイントにスナップ」では、ポイントにまったく吸着しません。

嫌々あのウザい「スマートガイド」使わざるを得ないようです・・。

Photoshop、すみっこでひねくれる(CS2)

〈2006.4.27〉

どうもしょぼいトラブルの多いCS。
PhotoshopCS2は、こんな具合に。

1:Illustratorでオブジェクトを作ります。
2:同じ寸法で、Photoshopのドキュメントを開きます。
3:Illustratorのオブジェクトをコピーして、
Photoshopのドキュメントにペーストします。
同じ寸法ですから、とうぜんぴたっと収まるはず。
(同じ寸法じゃなくても、ドキュメントの中心にペーストされますよね)
4:なんですみっこじゃ?!

ペーストされる位置が、すみっこなんですよ。
いつもじゃないですが、2回に1回くらい。
これが「パス」でペーストでも一緒。
CS2、なんか細かいトラブル、多いなぁ。

現役LiveMotion2。まだ使えまっせ~

〈2006.1.2〉

今、プライベートのHPのリニューアルに取りかかっています。
ヒマを見てはちょこっとづつ、作っています。

動画を表紙に入れるのですが、
Flashではなく、LiveMotion2で作っています。
DTPを長年やってる私は、
基本的なデザインはIllustratorで作るのが、
一番作りやすい。
で、Illustratorのデータを取り込むのは、
FlashよりLiveMotion2の方がらくちん、簡単。
そりゃ、できることはFlashの方がたくさんあります。
だから、使い分けています。

Adobeに買収されたマクロメディア、
次回作のFlashがいまよりもっとIllustratorやPhotoshopと
フレンドリーになればいいなぁ・・。
そうそう、インターフェイスもAdobeチックになって欲しいです。

そういえば、今Adobe製品で
「AdobeDesignBundle」「AdobeWebBundle」っちゅーのがあります。
Flashが同胞されている製品。
「AdobeDesignBundle」の方には、Illustrator・Photoshopその他と、Flashが
同胞されています。これはわかる。
でも、
「AdobeWebBundle」の方には、Illustrator・Photoshopその他と、
GoLiveの他、Dreamweaverも入ってるんです。
買った人はこの2つ、どう使い分けるのでしょう?
きっとこの先、どっちかがなくなるのでしょうが、
そのどちらにするか、迷いが出てるのかな?

Illustratorのスウォッチ

〈2005.8.20〉

へっへっへ。久々のびんぼくさいネタでございます。
Illustrator、保存するときに、ちょいと気を利かせて。

外部のデータでよく見かけるんですが、
スウォッチに色やブラシがごわ~っと登録されてるやつ。
実はこれビミョーにファイルサイズに影響してるんですよね。

Illustrator10で、比較。
デフォルトのスウォッチだと224KB。
スウォッチを最小限にすれば220KB。
おお、4KBもエコ(笑)。

デフォルトとの比較ですからこの程度ですが、
ブラシは割と容量食うので、
ちょっとしたことで、軽くできます。
そもそも必要のないものが登録されている、とゆーのが、
私は生理的にダメなんですけどね(^^;

孤高のアプリケーション~LiveMotion

〈2005.7.11〉

FLASHデータは、FLASHで作るモノ。
だけど、Adobeにもあるんですよね、「LiveMotion」とゆーのが。
アドビスト(笑)の私は、今でも使っています。

FLASHも使いはじめてますが、アクションがさほどフクザツじゃないモノは
やっぱり使い慣れたLiveMotionのほうが
テキパキ(現実はだらだらやってますが)できちゃいます。
ちなみにバージョンは2.0。2年前から止まっています。
やはり本家のFLASHにはかなわないと悟ったのでしょうか。
実際、Micromedia買収しちゃったから、LiveMotionがなくなるのは必至。

でもねー、インターフェイスはFLASHよりわかりやすいと思うんですよね~。
できればこのインターフェイスやパレットだけでも、
何らかの形で継承してほしいですね。