今、iPodを使っている方で、それ以前もポータブルプレーヤー使っていた方の多くは、
MDプレーヤーだったのでしょうね。私もその一人です。
っていうか、ポータブルプレーヤーでなくとも、
録音メディアというとMDでしたね。
CDから色んな音楽入れて、お気に入りのごちゃまぜMDとか、
私なら「スキーに行く時用MD」なんてのもたくさん作りました。
そんなMDをたくさん持っています。
たまに聴きたくて、家ではMDプレーヤーで聴いていますが、
iPodに入れないと車では聴けないし、いっそまとめてMacで管理したい。
とゆーわけで、正月の暇な時間を利用し、
しこしことMDの音楽を取り込んでいました。
MDには「SCMS」というコピーガードがついていて、
デジタルでは孫コピーができないようになっているので、アナログでコピーです。
直接MDのヘッドフォンジャックから、Macのマイク入力につないでもいいのですが、
私のウチには「ステレオミニ→ステレオミニ」のケーブルはなかったので、
(MacのA/D変換にも一抹の不安があったし)
今回は
MDのヘッドフォンジャック→Createの「Sound Blaster Digital Music PX」でA/D変換→USBでMacへ、
という流れで接続しました。
実はこの「DigitalMusicPX」、3年ほど前に衝動買い(6000円くらいだった)したもので、
その時もMDからの取り込みも考えていたのですが、その時使っていたMacが非力で(笑)、
おざなりになり、最近までその存在も忘れていました(笑)。
MDプレーヤーも、本当は自慢のKENWOOD「DM-9090」を使いたかったのですが、
Macを置いてある場所から遠い。MacBookだったらなぁ・・。
なので今回はポータブルのSONY「MDウォークマンMZ-R909」を使いました。
2002年当時は再生音になかなか評判が良かったものです。
ソフトは「Toast8」に同包されていた「CD Spin Doctor」を使いました。
ちょいちょいと接続し、
システム環境設定>サウンド>入力を開きます。
しっかり認識されていました。
ここには内蔵マイク、ライン入力・・とありますが、その中から
「USB Audio:Extemal Line Connector」を選択します。
その後「CD Spin Doctor」を起動し、あとは「CD Spin Doctor」のアシスタントに従って
進めていくだけ。特にコツも何もありません。
ただ、アナログで取り込んでいるため、すべてをひとつの曲として取り込まれてしまいます。
なので手作業でチャプタというか、曲を切り分けなければなりません。
(自動で切り分ける機能もありますが、ソレ使うとなぜか終了してしまいます・・)
それと、当然曲名などは付け直し。この作業がいちばん手間ですねー。
取り込んだら、そのまま「アクティブなトラックをiTunesに送信」。
こりゃ簡単!と思いきや、AIFF形式1411kbpsで取り込まれてしまいます。こりゃ重たい。
このままiTunesで変換してもいいのですが、それでは返還前データをあとで捨てる作業も増えるので、
ここは私はToastを使いました。曲間の時間もいっぺんに、自由に設定できるし。
「CD Spin Doctor」のメニュー「Toast」から「すべてのトラックをToastオーディオCDへ送信」すると、
Toastが起動し取り出した音楽データがToastへコピーされます。
そのToastのオプションで「AAC」「192kbps」を選び、「書き出し」をクリック。
これで出来上がり~。
あとは出来上がったAACデータをまとめてダブルクリックすればいっぺんにiTunesに取り込まれます。
これで休みの暇な時間をだいぶつぶすことができました(笑)。
今回はとりあえずMD10枚ほどをiTunes・iPodに収めました。
ちなみにMacは、iMac(Mid2007)、eMac(USB2.0)どちらでもちゃんとできましたー。
SONYが今販売しているMDウォークマン「MZ-RH1」は、MDをPCに取り込めるということで
人気のようですが、それだけに4万円払うのもちょっと私には痛い・・。
(ヤフオクでは1週間3000円のレンタルもやっていますね)
あと、この「Sound Blaster Digital Music PX」は、
同包のソフトでなんとデジタルでPC(WinXP)に取り込んでしまえる、という報告もネット上で見ましたが、
同時にWAVE形式などに変換されてしまうんですよね。
それをまたAACに変換するとなると、音質的には
アナログで取り込み→AACに変換とあまり変わらないんじゃないかな?
機会があれば、できればウチもD/Aコンバーターの評価の高かったKENWOOD「DM-9090」を使って
取り込んでみたいです。
あっでも、現状でも多少の不満はあれど、音質的にも「聴ける」レベルではあります。