Macをいっちばん最初に起動したとき、
OSを新規インストール後に起動したとき、
自分の住所や名前、各種設定など、いろいろ記入していきますよね。
その中には「名前」「ユーザ名」という項目があります。
この「名前」は起動後「アカウント名」になり、変更も可能ですが、
「ユーザ名」は起動後「ホームフォルダ名」となりますが、後で変更はできません。
例えばマシンを知り合いに譲ったりするとき、
初期化せずそのまま渡したいときなんかは、
ホームフォルダ名が自分のつけたニックネームだったりするのがちょっと気が引けたり・・
実際友人でそういう話があり、どうすればいいか訊かれたので、以下の方法を教えました。
要は新しい「管理者権限のあるユーザアカウント」を制作し、
今までのを削除するってことです。
自分のニックネームって、なんとなく気恥ずかしいですよね・・(笑)
システム環境設定>アカウントを開き、左下の「+」をクリックして
新しいアカウントを作ります。
新しい無難な、あるいは譲る相手に合わせた
名前、ユーザ名を記入。
パスワードはお好きに。
「ユーザにこのコンピュータを管理を許可」に必ずチェックを入れます。
これで新しい「管理者権限のあるアカウント」ができました。
次に、今までのこのアカウントからログアウトし、
新しく作ったアカウントでログインします。
そしてまたシステム環境設定>アカウントを開きます。
アカウントの上下が入れ替わっていますね。
今までの消したいアカウントを選択し、
左下の「-」をクリックすると、
「~を削除してもよろしいですか?」というアラートが出ます。
インストールしてあるアプリケーションなども、渡す相手に引き継ぎたいときには、
「すぐに削除」をしてはイケマセン!!
ユーザ>ホーム(ユーザ名)>ライブラリの中には、
アプリケーションの起動に必要なファイルが入ってたりすることがあります。
(メールのデータなど、引き継ぎたくないものもありますけどね)
まあ、とりあえず「OK」をクリックしておくのが無難です。
これでアカウントは新しく作ったものだけに。
ホームフォルダには、新しい名前のフォルダとともに、
「削除されたユーザ」というフォルダが残っています。
この「削除されたユーザ」から、必要なものだけ新しいユーザに引き継ぎ、
それから捨てるといいでしょう。
ってな具合で、無事新しい名前のホームフォルダが無事できました。
これで安心して譲れますね~。