ネタになるようなのは久しぶりですね。
今回は後輩くんの
iMac(Late2009)。Core2Duoのやつです。
以前から調子よくない話は聞いてました。
一体型のiMacはグラフィックカードの故障とかだともうどうにも手は出せないけど、
症状を聞くとどうやらHDDらしい。
後輩くんも「HDDにあるデータをできるだけ取り出したい」というのが先決で、
本体はどーなってもよい、とのことなので、
その覚悟があるならば、バラしてみてもいいよってことで。
まずはモニターカバー外し。
私自身iMac(Mid2007)使っていたことがあり
[https://blogs.yahoo.co.jp/dc2raka/58215698.html]
これはサクサク。
吸盤をくっつけて、
引っ張り上げるだけ。
マグネットでくっついてるだけなので、
ちょい力入れれば外れます。
そのまま下側を支点に持ち上げて・・
爪で留まっている下側を引き抜きます。
これで外せます。
次は液晶パネル。
こいつの下にHDDがあるのです。
矢印の位置にネジがあります。同じ位置の反対側にもネジがあるので、
合計8か所。
トルクスレンチで外します。
これがまたやっかいで、
ネジのあるそばに、モニターカバー固定用のマグネットがあるので、
慎重にやらないと外したネジがマグネットに持って行かれます(^_^;
パネル外したところ。
本体側マザーボードと、この液晶パネルは
3か所のケーブルがつながっています。
写真のようにガバッと開けるには、
そのうちの
2か所のケーブルのコネクタを外さなければなりません。
本体側AとBの部分にそれぞれ、
液晶パネル側のコネクタAとBがつながっていました。
ネジが外れた時点で、少し持ち上げ、
隙間から手を入れ、このAとBを外します。なかなかイライラします(^_^;
さて、本題のHDD外し。
ネジは矢印の部分の2か所。
こちらもトルクスレンチ。
外したHDD。
ネジで固定されていた側の反対側に、
こんな固定用アダプタが付いています。
今回の主題は
壊れたHDDからのデータ救出、なのですが、
このiMacも、HDDが壊れているだけなら、
交換すればきっとまた使えるハズ、なので、
手元にあった中古HDDに交換してみます。
写真、
右が付いていた純正のHDD、
左はこれから使うHDD。
純正品、薄いっす。
まずは純正HDDからアダプタを外し、
そのアダプタをHDDに固定していたピンのようなパーツを
トルクスレンチで外します。2か所です。
交換するHDDに
この純正から外したピンをねじ込み、
固定用アダプタを装着。
HDDの厚さが気がかりだけど・・
とりあえず本体にHDDを取り付けます。
問題なく入りました。
問題はひとつあって、純正HDDに刺さっていた温度センサーのコネクタ、
これが行き場を失います。
iMacは、HDDの温度を監視し、その状態によって冷却用のファンを
コントロールしています。
で、
純正のHDDには、そのための温度センサーを接続するコネクタが付いていますが、
汎用のHDDにはそんなものないですよね。
てなわけで、汎用HDDに交換すると、この温度センサーのコネクタが接続できずに
宙ぶらりんとなる。
でも、これつながってないと、
冷却用ファンが全開で回り続けます(^_^;
今回はそれをフリーのソフトウエアで制御しようと考えました。
ひとまず組み上げ、起動の確認。
あ、表示されてる赤字のエラーは気にしないで(^_^;
さて、インストール。
ネットを回遊しながらあれこれ探すと、こんなものが。
その名もズバリ「Fan Control(ファンコントロール)」
[https://www.derman.com/Fan-Control]
iMacいじられてる方々(HDD交換やSSDへの換装など)は、
だいたいは
「Macs Fan Control」か、この
「Fan Control」のどちらかを使っているようです。
早速ダウンロード。
そしてインストール。
英語のサイトなので、FanControlのバージョンとか不明でしたが、
ひとまず入れてみました。
OSは10.6 SnowLeopardです。
インストール後、システム環境設定に、
FanControlが追加されます。
あれ?エラーだ・・。
やっぱSnowLeopardではだめなのかな?
Core2Duoだからかな・・。
調べる根気が無いので(^。^)別の方法をとります。
今度はハードでの対処。
次回書きます。