Intel+LeopardにOS9の使い途

〈2007.11〉

私の管理しているホームページがあります。
仲間と作っている車のクラブのサイトです。
http://www.club16.net
そろそろ更新しなきゃ・・と、制作するためのデータを探して・・あ、あったあった。
あ~・・これ、Adobe LiveMotion2.0の書類だ!!

最初の頃のデータを一部使い回しているので、
Flash画像をLiveMotionで作ってる部分があるのでした(^^;
Flashで作り直そうにも、Flash2004しか持っていない。
これ、IntelはおろかG5でも起動しないんですよね~。

やっぱりLiveMotionしかないかぁ。
OS9はもとより、G4+Panther、G5+Tigerでも動いていたLiveMotion、
きっとIntel iMac+Leopardでも動いてくれるに違いない!
(ほとんどすがるような気持ち)

作戦1:
で、まずは普通にインストール。
早速「有効なClassic環境が見つかりませんでした」とアラート。
それがなんぼのもんじゃい!!続行です。
すると少しして今度は「インストール先にシステムフォルダが存在する必要があります」。
インストールがキャンセルされてしまいました。

作戦2:
とりあえず起動できるか確認したい。
G4DigitalAudioを起動。LANでiMacからG4に接続、
G4の起動ディスクをiMacにマウント。
そこで、マウントしたG4の起動ディスクからLiveMotionをダブルクリック。
んんん!!起動しました。
まあ、このまま使ってもいいかな~とも考えましたが、ぴん!とあることがひらめきました。

作戦3:
要は、OS9のシステムフォルダがあればいい。
別にOS9起動なんかできなくても、存在していればいいんですよね、きっと。
そこで、OS9システムフォルダとLiveMotionを、G4からiMacにコピー。
どれどれ、LiveMotionをダブルクリック!
・・あれ・・「接続に失敗しました。サーバが存在しないか・・云々」だそうです。

そうなんです。
さっきG4をiMacにマウントして起動した記録が、どこかに残ってるんですね。
だから、もうiMac内にLiveMotionもOS9システムフォルダも両方とも存在してるのにもかかわらず、
LiveMotion起動するとわざわざ、「G4の起動ディスクに入ってるOS9システムフォルダ」というのを
探しに行っちゃうんですよねきっと。

作戦4:
じゃあ、LiveMotionに「同じMac内にあるOS9システムフォルダを利用して起動する」ことを、
覚えさせてやればいいってことですよね。
そこで今iMacにコピったLiveMotionとシステムフォルダを一旦消去。
もう一度G4を起動。そしてG4上でLiveMotionを一度起動し、終了させます。
これで「同じMac内にあるOS9システムフォルダを利用して起動」と記録されたはず。

あらためてiMacにG4をマウントし、
OS9システムフォルダとLiveMotionを、iMacのアプリケーションフォルダにコピーして移植。
G4のマウントを解除し、LiveMotionをダブルクリック。
・・やったぁ!iMac+Leopard上で見事に起動。
このあと、LiveMotionで作業をしましたが、問題なく作動してました。

OS-X上で起動するけど、OS9がないと作動しない、という過渡期にあったアプリケーションは、
この「PowerPCのMacから、OS9システムフォルダを移植」してくることによって、
Intel+Leopardで起動できるものが他にもあるかもしれませんね。