IllustratorCS2文字ボックスの罠。

(06.10.23)

IllustratorCS2には、文字ボックスを作り、そこに打った文字をアウトラインにするときに思わぬ落とし穴があったんですよねー。
この落とし穴が出現する条件は
●文字ボックスを複数連結して(テキストボックスのリンク)
●「段落」を「左揃え均等配置」(よく使いますよね)にしてある
この2つの条件が揃っていれば、落とし穴も掘られたようなもの。

さらに大穴になってしまうのは、上記プラス
●禁則処理を設定してある
●その禁則処理される文字の部分が次の文字ボックスにまたがってしまっている
4つの条件が揃えば、落とし穴が大きな口を開けて待っています。

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わかりやすく写真を追っていきます。

1)文字ボックス(テキストエリア)を利用して打った文章です。

2)「すべてを選択」するとこの通り、2つの文字ボックスがリンクしているのがよくわかります。

3)そして「すべてを選択」したまま、「アウトラインを作成」します。気づきましたか?

4)指のところ、ひと文字分空いてしまいました〜。
「すべてを選択」→「アウトラインを作成」すると、リンクが切れてしまうからのようです。でも、Illustrator8ではならなかったなぁ・・。
禁則処理が設定されていると【」】が行頭にくるのを避けるため、
本来なら最後の行に入りきるはずの【ロ】の一文字も
【」】と共に次の文字ボックスに送られています。
そして、最後の行はその分文字間隔がちょっとずつ広げられ調整されています。
なので、リンクが切れると「禁則で【ロ】のひと文字分送られている」という
情報が無視されてしまうため、【ロ】のひと文字分が
空いてしまうんですねー。

5)これを避けるには、最初の文字ボックスから順番に選択し、

6)アウトラインを作成します。

7)何ともないですよねー。
で、今度は次の文字ボックスを選択しアウトライン。

8)こうやって順にやっていくしかないようです。

9)ちなみに、後ろの文字ボックスからアウトラインしていくと、「すべて選択」の時と同じ結果になってしまいます。